FireDAC.Comp.Client.TFDCustomCommand.AbortJob

• 親: TFDCustomCommand

Delphi

procedure AbortJob(AWait: Boolean = False);

C++

void __fastcall AbortJob(bool AWait = false);

プロパティ

種類	可視性	ソース	ユニット	親
procedure function	public	FireDAC.Comp.Client.pas FireDAC.Comp.Client.hpp	FireDAC.Comp.Client	TFDCustomCommand

説明

AbortJob メソッドを使用して、現在のコマンド処理を中止します。

AbortJob メソッドは、以下のいずれかのコマンド処理を中止します。

• Open。コマンドはカーソルを開く DBMS コマンドを実行中です。
• Execute。コマンドは DBMS コマンドを実行中です。
• Fetch。コマンドはカーソルから行を取得中です。

AbortJob メソッド呼び出しの後、コマンドの状態は、csPrepared（Open/Execute 呼び出し）や csActive（Fetch）になります。AbortJob メソッドは、処理が実行されているスレッドではなく、別のスレッドから呼び出す必要があります。

メモ： すべての DBMS API がコマンド実行の中止をサポートしているわけではありません。この場合、AbortJob メソッドは、実行が完了するまで待機します。

例

 ADCommand1.ResourceOptions.CmdExecMode := amAsync;
 ADCommand1.Prepare('select OrderID, count(*) from "Order Details" group by OrderID');
 ADCommand1.Open;
 ADCommand1.AbortJob(True);

関連項目

• 非同期実行