SHDocVw.IWebBrowser2.Navigate2

提供: RAD Studio API Documentation
移動先: 案内検索

Delphi

procedure Navigate2(const URL: OleVariant; const Flags: OleVariant;  const TargetFrameName: OleVariant; const PostData: OleVariant; const Headers: OleVariant); safecall;

C++

virtual HRESULT __safecall Navigate2(const System::OleVariant &URL, const System::OleVariant &Flags, const System::OleVariant &TargetFrameName, const System::OleVariant &PostData, const System::OleVariant &Headers) = 0 ;

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
procedure
function
public
SHDocVw.pas
SHDocVw.hpp
SHDocVw IWebBrowser2

説明

指定したリソースに移動します。

特定のリソースに移動したり、指定したリソースをダウンロードするには Navigate2 を使用します。Navigate2 を利用すると、指定した URL にHTTP メッセージを送信してその結果を表示したり、指定したファイルの結果を表示できます。また、URL として表現できないリソース(項目識別子リストなど)に移動することもできます。

URL には、ファイルの UNC パス名、インターネット リソースの URL(Uniform Resource Locator)、または項目識別子リストへのポインタ(PIDL)を指定します。

Flags は、そのリソースを履歴リストに追加するかどうか、キャッシュからの読み取りやキャッシュへの書き込みを行うかどうか、そのリソースを新規ウィンドウに表示するかどうかを指定するための値セットです。Flags は、以下の値のいくつかの(0 の場合もある)合計になります。



定数 意味

navOpenInNewWindow

1

リソースまたはファイルを新規ウィンドウで開きます。

navNoHistory

2

リソースまたはファイルを履歴リストに追加しません。履歴リスト内の現在のページは、新しいページに置き換わります。

navNoReadFromCache

4

この移動では、ディスク キャッシュからの読み取りを行いません。

navNoWriteToCache

8

この移動の結果をディスク キャッシュに書き込みません。

navAllowAutosearch

16

移動に失敗した場合、Web ブラウザは共通のルート ドメイン(.com、.edu など)への移動を試みます。これにも失敗した場合、この URL は検索エンジンに渡されます。



TargetFrameName は、リソースの表示先となるフレームの名前です。このリソースを名前付きのフレームに表示しない場合は、この値を NULL に指定します。

PostData には、HTTP POST メッセージを生成するために、Navigate2 を使用するときにサーバーに送信されるデータを指定します。PostData が NULL の場合、Navigate2 は HTTP GET メッセージを生成します。URL が HTTP URL でない場合、PostData は無視されます。

Headers には、URL が HTTP URL を表す場合にサーバーに送信される任意のヘッダーを指定します。HTTP ヘッダーは、サーバーに要求するアクション、データのタイプなどを表します(よく使われるヘッダーを表すプロパティをたくさん持つ TWebRequest オブジェクトを参照)。

関連項目