System.Classes.TParser

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System.TObjectTParser

Delphi

TParser = class(TObject)

C++

class PASCALIMPLEMENTATION TParser : public System::TObject

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
class public
System.Classes.pas
System.Classes.hpp
System.Classes System.Classes

説明

TParser を利用すると、DFM ファイルを解析できます。

TParser は、VCL フォーム ファイル(拡張子は.dfm)を解析(トークン化)するために、主に RAD Studio で内部的に使用されます。ただし、一般的なパーサーとして使用することもできます。

VCL フォーム ファイルには、フォームのプロパティとフォームが所有するコンポーネントの情報が含まれています。各フォーム ファイルは単一のフォームを表し、通常はアプリケーション内の 1 つのウィンドウまたはダイアログ ボックスに対応します。

解析によって、フォーム テキストは、シンボル文字列と値文字列のセットに分解されます。値は、文字列、ワイド文字列、整数、または浮動小数点数のいずれかになります。

NextToken メソッドを繰り返し使用してナビゲーションを実行すると、トークン(シンボルと値)を順番に取得できます。取得された各トークンの値は、以下の TParser のメソッドを使用して取得します。


メソッド 戻り値 トークン

TokenFloat

Float

toFloat

TokenInt

Integer

toInteger

TokenString

String

toFloat、toInteger、toString、toSymbol

TokenWideString

WideString

toWString

フォームのナビゲーションが終了した場合は、toEOF がトークンとして返されます。

関連項目