System.Contnrs.TObjectList.OwnsObjects
Delphi
property OwnsObjects: Boolean read FOwnsObjects write FOwnsObjects;
C++
__property bool OwnsObjects = {read=FOwnsObjects, write=FOwnsObjects, nodefault};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | public | System.Contnrs.pas System.Contnrs.hpp |
System.Contnrs | TObjectList |
説明
オブジェクトがリストから削除された場合,またはリストが破棄された場合に,TObjectList メソッドでオブジェクトを解放できます。
OwnsObjects を使用すると,TObjectList でオブジェクトのメモリを管理できるようになります。OwnsObjects プロパティが true(デフォルト)の場合,以下の処理が可能です。
- Delete メソッドまたは Remove メソッドを呼び出して,削除されたオブジェクトを解放し,同時にそのオブジェクトをリストから削除する
- Clear メソッドを呼び出して,リスト内のすべてのオブジェクトを解放し,同時にリストを空にする
- デストラクタを呼び出して,リスト内のすべてのオブジェクトを解放し,同時に TObjectList 自体を破棄する
- Items プロパティ内のインデックスに新しい値を割り当て,前回にリスト内のその位置にあったオブジェクトを解放する
OwnsObjects プロパティが true の場合でも,Extract メソッドを使用して,オブジェクトを解放せずにオブジェクトをリストから削除することができます。