System.SAFEARRAY

提供: RAD Studio API Documentation
移動先: 案内検索

C++

typedef struct    tagSAFEARRAY  SAFEARRAY;

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
typedef public sysvari.h System System

説明

COM 技術で使用される多次元配列です。

SAFEARRAY は、次元数、要素サイズ、ロック数などの配列に関する情報で構成される構造体です。

SAFEARRAY のメンバは以下のとおりです。

cDims 次元の数。
fFeatures フラグ。
cbElements 要素のサイズ。
cLocks ロックの数。
pvData データを指すポインタ。
rgsabound 次元ごとの境界情報。TVarArrayBoundArray を参照。 SAFEARRAYBOUND を使用することもできます。

SAFEARRAY は、スレッドセーフとなるように設計されたものです。 SafeArrayLock および SafeArrayUnlock を参照してください。

SAFEARRAY インスタンスを作成するには、SafeArrayCreate を使用します。 また、SAFEARRAY インスタンスを破棄するには、SafeArrayDestroy を使用します。

SAFEARRAY 要素を参照するには、そのアドレスを計算する必要があります。 それには、SAFEARRAYpvData メンバと rgsabound メンバを使用します。 添字演算子は使用できません。

コード サンプル

関連項目

コード サンプル