Vcl.ComCtrls.TCustomListView.CustomSort
Delphi
function CustomSort(SortProc: TLVCompare; lParam: LPARAM): Boolean;
C++
bool __fastcall CustomSort(PFNLVCOMPARE SortProc, NativeInt lParam);
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
function | public | Vcl.ComCtrls.pas Vcl.ComCtrls.hpp |
Vcl.ComCtrls | TCustomListView |
説明
指定された順序付け関数を使ってリストの項目をソートします。
CustomSort メソッドを呼び出すと,SortProc パラメータで定義された順序付け関数を使ってリストの項目をソートできます。
TLVCompare = function(lParam1, lParam2, lParamSort: Integer): Integer stdcall;
SortProc パラメータは,lParam1 と lParam2 として渡されたリスト項目を比較する順序付け関数を指定します。順序付け関数は lParam1 と lParam2 を比較して整数を返します。戻り値は,lParam1 が lParam2 と同じ場合は 0,lParam1 が lParam2 より大きい場合は正の値,lParam1 が lParam2 より小さい場合は負の値となります。CustomSort の lParam パラメータは順序付け関数に 3 番めのパラメータとして渡されるオプションの値です。
SortProc パラメータが nil (Delphi) または NULL (C++) ならば,CustomSort は,リスト項目を OnCompare イベントを生成することで比較します。この比較によって,OnCompare イベントハンドラは lParam パラメータの値に基づいて別の順序基準(昇順と降順など)を提供できます。
順序付け関数を指定せず OnCompare イベントハンドラも設定しない場合,CustomSort は Caption の値に基づいて項目をアルファベット順でソートします。
CustomSort は,リストのソートに成功すれば true を返します。
警告: アプリケーションが仮想モードで動作している場合,CustomSort は無効です。
関連項目
コード サンプル