Vcl.DdeMan.TDdeClientConv.ExecuteMacro
Delphi
function ExecuteMacro(Cmd: PAnsiChar; waitFlg: Boolean): Boolean;
C++
bool __fastcall ExecuteMacro(char * Cmd, bool waitFlg);
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
function | public | Vcl.DdeMan.pas Vcl.DdeMan.hpp |
Vcl.DdeMan | TDdeClientConv |
説明
DDE サーバーアプリケーションにマクロコマンド文字列を送信します。
ExecuteMacro メソッドを呼び出すと,サーバーアプリケーションに 1 つのマクロコマンドを送信できます。複数のマクロコマンドを送信するには,ExecuteMacro ではなく ExecuteMacroLines を使用します。マクロを DDE サーバーアプリケーションに渡すのに成功すると,ExecuteMacro は true を返します。ExecuteMacro がコマンド文字列を送信できないと,ExecuteMacro は false を返します。
Cmd はヌルで終わる文字列で,DDE サーバーアプリケーションが実行するマクロを含んでいます。Cmd の実際の値は DDE サーバーアプリケーションによって決まります。指定できるコマンド文字列については DDE サーバーアプリケーションのマニュアルを参照してください。
WaitFlg は,ほかの DDE トランザクションを実行する場合に,DDE サーバーアプリケーションがマクロの実行を完了するまで DDE クライアントが待つかどうかを指定します。WaitFlg が true に設定されている場合,以降の ExecuteMacro,ExecuteMacroLines,PokeData,PokeDataLines,RequestData の呼び出しは,DDE サーバーアプリケーションがマクロを完了するまで成功しません。
DDE サーバーアプリケーションが現在実行中のマクロを完了しないうちに,マクロを実行しようとするかデータを送信しようとすると,実行中のマクロは失敗するか,予期しない結果を生じることがあります。マクロの完了前にコマンド文字列を送信したりデータを送信した結果については,DDE サーバーアプリケーションのマニュアルを参照してください。
メモ: マクロコマンドが正常に DDE サーバーに渡された場合は,ExecuteMacro は true を返します。true 値が返され,マクロコマンドがサーバーに受け入れられた場合でも,マクロコマンドが正常に実行されたことが保証されるわけではありません。