コラボレーション利用を操作する
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このトピックでは、コラボレーション利用の操作方法について説明します。
コラボレーション利用を作成するには:
- ダイアグラムの ツール パレット で、[コラボレーション利用] ボタンを選択します。
- 作成先のコンテナをクリックします。
- コラボレーション利用の名前を指定します。
コラボレーション タイプにリンクするには:
- コラボレーション利用要素を選択します。
- 次のいずれかの方法を用いて、コラボレーション利用のタイプを指定します。
- オブジェクト インスペクタ で、コラボレーション利用の [タイプ] フィールドの選択ボタンをクリックし、[モデル]や[お気に入り] ツリーからコラボレーションを選択します。このコラボレーションがコラボレーション利用によりインスタンス化されます。
- コラボレーション利用の名前の後に、コロンで区切って、コラボレーションの名前を挿入します。このコラボレーションがコラボレーション利用によりインスタンス化されます。
結果: コラボレーション利用のタイプが名前の横に表示されます。
コラボレーション タイプから選択解除するには:
- 特定のタイプが割り当てられているコラボレーション利用を右クリックします。
- コンテキスト メニューから、[コラボレーションの選択解除] を選択します。
ロール(パート)とバインドするには:
- ダイアグラムの ツール パレット で、[ロール バインディング] ボタンを選択します。
- マウスをクライアント コラボレーション利用の上でしばらく停止すると、有効なクライアントが黒い楕円で強調表示されます。
- ロール バインディング リンクをサプライヤ側のパートまでドラッグ アンド ドロップします。 有効なバインド先が強調表示されます。
- ロール名を入力し Enter キーを押して、直接編集エディタを閉じます。
パート(ロール)が含まれているコラボレーションにコラボレーション利用が関連付けられている場合は、それらを別の分類子のパート(ロール)とバインドできます。
コラボレーション利用を通じて別の分類子のロール(パート)をバインドするには:
- コラボレーション利用を作成し、そのタイプを定義します。
- そのタイプを表すコラボレーション内にパートを 1 つ以上作成します。
- バインド先のコラボレーション利用を右クリックし、コンテキスト メニューから [新規ロールのバインド] を選択します。
- 表示される [リンク先の選択] ダイアログ ボックスで、バインド先の分類子におけるバインド対象のロールを選択します。
結果: コラボレーション利用からバインド先分類子内のロールへ、ロール リンクが作成されます。 そのロール リンクには、コラボレーションで選択したロールの名前がマークされています。
メモ: 各ロールは 1 回だけバインドに使用することができます。 [新規ロールのバインド] コマンドの次回の呼び出しでは、使用可能なロールの一覧に、これまでに使用されたロールは表示されません。
所有者を定義するには:
- コラボレーション利用を右クリックし、コンテキスト メニューから オブジェクト インスペクタ を選択します。
- オブジェクト インスペクタ の [所有分類子] フィールドで、選択ボタンをクリックします。
- 所有分類子の選択 ダイアログ ボックスで、所有者となるクラスまたはコラボレーションに移動し、[OK] をクリックします。
結果: 所有者をサプライヤとし、コラボレーション利用をクライアントとして、両者間にリンクが作成されます。 このリンクには、<<represents>> というラベルが付きます。