タイプライブラリを使ってインターフェースを変更する

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作成されたインターフェースまたはディスパッチインターフェースを変更するには,以下のようにいくつかの方法があります。

  • 変更したい情報が入った型情報のページを使用して,インターフェースの属性を変更できる。オブジェクトリストペインでインターフェースを選択し,適切な型情報ページのコントロールを使用する。たとえば,[属性]ページを使って親インターフェースを変更したり,[フラグ]ページを使ってデュアルインターフェースかどうかを変更する場合である
  • オブジェクトリストペインでインターフェースを選択し,[テキスト]ページで宣言を編集することによって,インターフェース宣言を直接編集できる
  • インターフェースにプロパティとメソッドを追加できる
  • 型情報を変更することによって,インターフェース内にすでにあるプロパティとメソッドを変更できる
  • オブジェクトリストペインで CoClass を選択し,[実装するインターフェース]ページを右クリックし,[インターフェースの追加]を選択することによって,CoClass と関連付けられる

ウィザードが生成した CoClass にインターフェースを関連付ける場合は,ツールバーの[更新]ボタンを選択すれば,変更を実装ファイルに適用するようにタイプライブラリエディタに指示できます。[更新の適用]ダイアログを有効にしておくと,タイプライブラリエディタは,ソースを更新することを事前にユーザーに知らせて,問題がある可能性について警告します。たとえば,間違ってイベントインターフェースの名前を変更しようとした場合,次のような警告メッセージがソースファイルに書き込まれます。

Because of the presence of instance variables in your implementation file,
Delphi was not able to update the file to reflect the change in your event
interface name. As Delphi has updated the type library for you, however, you
must update the implementation file by hand.

またソースファイルにおいて,上記メッセージのすぐ上に TODO コメントが書き込まれます。

警告:  この警告と TODO コメントを無視すると,このコードはコンパイルできません。

関連項目