ツリービュー
コントロールの種類:インデックス への移動
ツリービュー(TTreeView)は,項目の全体構造をインデントして表示します。このコントロールは,ノードを展開するボタンと折りたたむボタンを提供します。各項目のテキストラベルが付いたアイコンを入れられるので,ノードが展開しているか折りたたんでいるかをアイコンで表示できます。チェックボックスなどのグラフィックを入れて,項目の状態を示すこともできます。
- Indent プロパティは,親項目と項目を水平方向で分割するときの距離をピクセル数で設定する
- ShowButtons プロパティは,項目が展開可能かどうかを示す[+]ボタンと[-]ボタンを表示させる
- ShowLines プロパティは,階層関係を示す接続線を表示するかどうかを指定する
- ShowRoot プロパティは,最上位項目を接続する線を表示するかどうか指定する
設計時にツリービューコントロールに項目を追加するには,コントロール上をダブルクリックして,ツリービュー項目エディタを表示します。ここで追加した項目が Items プロパティの値になります。実行時に項目を変更するには,Items プロパティ(TTreeNodes 型のオブジェクト)のメソッドを使用します。TTreeNodes には,ツリービュー内で項目を追加,削除,移動するメソッドがあります。
ツリービューでは,リストビューの vsReport モードに似た形で列と下位項目を表示できます。