モデルのショートカット
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ショートカットは、同じまたは別のダイアグラムに配置された既存のノード要素を表現したものです。
ショートカットを使用すれば、要素の再利用が促進されるほか、ダイアグラムにライブラリ クラスを表示できるようになります。また、UML モデルに含まれていダイアグラムの間の関係を明示することができます。
次のショートカットを作成できます。
- 現在のプロジェクト グループに含まれているあらゆるプロジェクトの要素に対するショートカット
- 別の分類子の内部クラスまたは内部インターフェイスへのショートカット
- バイナリ ファイル(
.dll
、.exe
)など、プロジェクトの参照設定に含まれている要素へのショートカット
ショートカットを示す小さい特別な記号がノードの上に表示されます。この記号は、このノードが別の名前空間またはパッケージに属する場合にのみ表示されます。
[モデル ビュー]でショートカット元の要素に移動するには、ダイアグラムでショートカットを選択し、コンテキスト メニューの[要素にナビゲート]を選択します。
実装プロジェクトの場合、[ダイアグラム]ビューには、上位クラスへのショートカットを追加する機能が用意されています。親クラスが存在し、ダイアグラムにクラス汎化として表示されない場合、クラス要素のクラス名セクションには親クラスの名前が表示されます。クラス要素のクラス名セクションに親クラスの名前が表示される場合、その親クラス名をクリックすると、以下の 2 つのコマンドを持つコンテキスト メニューが開きます。
- [ダイアグラムに追加] -- このコマンドは親クラスへのショートカットをダイアグラムに追加し、クラスから親クラスへの汎化リンクを表示します。
- [ダイアグラムに追加 (上位要素込み)] -- このコマンドは親クラスとそのすべての上位要素へのショートカットを追加し、クラスから親クラスおよびすべての上位要素への汎化リンクを表示します。