型カテゴリ
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C++ の型カテゴリについて説明します。
以下の 4 つの基本型カテゴリ(およびそのサブカテゴリ)があります。
集約 配列 構造体 共用体 クラス (C++ のみ) 関数 スカラー 算術 列挙 ポインタ 参照 (C++ のみ) void
型は、基本型および派生型という視点から見ることもできます。基本型には、void、char、int、float、および double があり、その一部には short、long、signed、unsigned という変化形があります。派生型には、他の型のポインタおよび参照、他の型の配列、関数型、クラス型、構造体、および共用体があります。
たとえばクラス オブジェクトは、異なる型の複数のオブジェクトと、そのオブジェクトを操作するための関数、および他のクラスからのアクセスや継承を制御するためのメカニズムを持つことができます。
void ではない type という型があるとすると(いくつかの条件付きで)、次のような派生型を宣言することができます。
型の宣言:
宣言 | 説明 |
---|---|
type t; |
type 型のオブジェクト |
type array[10]; |
10 個の type の配列:array[0] ~ array[9] |
type *ptr; |
ptr は type のポインタ |
type &ref = t; |
ref は type の参照(C++) |
type func(void); |
func は type 型の値を返す |
void func1(type t); |
func1 は type 型のパラメータを取る |
struct st {type t1;type t2}; |
構造体 st は 2 つの type を持つ |
メモ:
type& var
,type &var
、およびtype & var
はすべて等価です。