拡張メタデータ(FireDAC)

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この機能を有効にするには、接続定義パラメータ ExtendedMetadataTrue に設定する必要があります。この機能をサポートしている DBMS の一覧を以下の表に示します。

DBMS 説明
IBM DB2
  • SELECT リストに含まれている各項目の元のテーブル名と列名
  • 列が更新可能かどうか
  • 列の自動インクリメント モード
FirebirdInterBase
  •  %BOOL% をドメインとする列は ftBoolean であると認識
  •  %GUID% をドメインとする列は ftGUID であると認識
  • テーブルに BEFORE INSERT トリガがあり、それが単一のシーケンスと単一のテーブル列に基づいている場合、この列は ftAutoInc であると認識
  • GENERATED BY DEFAULT AS IDENTITY が指定された列は ftAutoInc であると認識
  • COMPUTED BY が指定された列は TField.AutoGenerateValue = arDefault であると認識
PostgreSQL
  • SELECT リストに含まれている各項目の元のテーブル名と列名
  • 列が省略可能かどうか
  • 列が更新可能かどうか
  • LO、LARGEOBJECT、BLOB のいずれかをドメインとする列は ftOraBlob であると認識(BLOB は参照扱い)
  • DEFAULT NEXTVAL('xxx') が指定された列は ftAutoInc であると認識
  • その他のデフォルト値を持つ列は [caDefault] であると認識
  • システム OID を持つ列は [caROWID] であると認識
SQL Server
  • SELECT リストに含まれている各項目の元のテーブル名と列名
Teradata Database
  • SELECT リストに含まれている各項目の元のテーブル名と列名
  • 列の自動インクリメント モード
  • 列のデフォルト値

拡張メタデータ認識はデータセット列に対してのみサポートされており、mkTableFields メタデータ要求に対してはサポートされていません。

メモ: ExtendedMetadata=True の場合は、追加のクエリが実行されます。そのため、アプリケーションのパフォーマンスが低下する可能性があります。

関連項目