浮動小数点定数
定数の概要:インデックス への移動
浮動小数点定数は以下の部分で構成されます。
- 10 進整数部
- 小数点
- 10 進小数部
- e または E および符号付き整数の指数(省略可能)
- 型サフィックス: f、F、l、L のいずれか(省略可能)
整数部か小数部のどちらかを省略することができます(両方を省略することはできません)。小数点か文字 e(または E)および符号付き整数の指数のどちらかを省略することができます(両方を省略することはできません)。これらの規則により、一般的表記と科学的表記(指数表記)が可能になります。
負の浮動小数点定数は、正の定数の前に単項マイナス演算子(-)が付いたものと解釈されます。
以下に例をいくつか示します。
定数 | 値 |
---|---|
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サフィックスが付いていない場合、浮動小数点定数は double 型です。ただし、f または F をサフィックスとして定数に付けることにより、強制的に float 型にすることができます。同様に、l または L をサフィックスとして付けると、定数は強制的に long double 型になります。以下の表に、float 型、double 型、long double 型の浮動小数点定数の取り得る値の範囲を示します。
浮動小数点定数のサイズと範囲
型 | サイズ(ビット) | 値の範囲 |
---|---|---|
float |
32 |
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double |
64 |
|
long double |
80 |
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