転送マクロ

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転送マクロを使用すると、［ツール］メニューにあるプログラムに起動パラメータを入力できます。

マクロ	説明
［$COL］	アクティブなコード エディタ ウィンドウの、カーソルの列番号を展開します。たとえば、カーソルが 50 列目にある場合、起動時に 50 がプログラムに渡されます。
［$ROW］	アクティブなコード エディタ ウィンドウの、カーソルの行番号を展開します。たとえば、カーソルが 8 行目にある場合、起動時に 8 がプログラムに渡されます。
［$CURTOKEN］	アクティブなコード エディタ ウィンドウの、カーソル位置の単語を展開します。たとえば、カーソルが Token という単語の上にある場合、起動時に Token がプログラムに渡されます。
［$PATH］	指定したパラメータのディレクトリを展開します。$PATH マクロを挿入すると、$PATH() が挿入され、かっこ内にパラメータを指定できます。たとえば $PATH($EDNAME) と指定すると、起動時にアクティブなコード エディタ ウィンドウのファイルのパスが、プログラムに渡されます。
［$NAME］	指定したパラメータのファイル名を展開します。$NAME マクロを挿入すると、$NAME() が挿入され、かっこ内にパラメータを指定できます。たとえば $NAME($EDNAME) と指定すると、起動時にアクティブなコード エディタ ウィンドウのファイルのファイル名が、プログラムに渡されます。
［$NAMEONLY］	指定したパラメータのファイル名を拡張子を除いて展開します。$NAMEONLY マクロを挿入すると、$NAMEONLY() が挿入され、かっこ内にパラメータを指定できます。
［$EXT］	指定したパラメータのファイル拡張子を展開します。$EXT マクロを挿入すると、$EXT() が挿入され、かっこ内にパラメータを指定できます。たとえば $EXT($EDNAME) と指定すると、起動時にアクティブなコード エディタ ウィンドウのファイルのファイル拡張子が、プログラムに渡されます。
［$EDNAME］	アクティブなコード エディタ ウィンドウのファイルの完全名を展開します。たとえば、C:\PROJ1\UNIT1.PAS というファイルを編集中の場合、起動時に C:\PROJ1\UNIT1.PAS が、プログラムに渡されます。
［$EXENAME］	現在のプロジェクトのターゲット ファイルの完全名を展開します。 たとえば、C:\PROJ1 にある PROJECT1 というプロジェクトで作業をしている場合、起動時に C:\PROJ1\PROJECT1.EXE が、プログラムに渡されます。C:\PACKAGE にある PACKAGE1 というパッケージ プロジェクトで作業をしている場合は、起動時に C:\PACKAGE\PACKAGE1.BPL が、プログラムに渡されます。
［$HOSTNAME］	現在のプロジェクトで実行される実行ファイルの完全名を展開します。実行可能なプロジェクトでは、このマクロは $EXENAME マクロに相当します。パッケージ プロジェクトや DLL プロジェクトでは、このマクロはプロジェクトのホスト アプリケーションを、［実行｜実行時引数...］で表示されるダイアログ ボックスで定義されたとおりに展開します。 たとえば、C:\PROJ1 にある PROJECT1 というプロジェクトで作業をしている場合、起動時に C:\PROJ1\PROJECT1.EXE が、プログラムに渡されます。C:\PACKAGE にある PACKAGE1 というパッケージ プロジェクトで作業していて、ホスト アプリケーションを C:\HOST\HOSTAPP.EXE に設定している場合は、起動時にパッケージ名の "C:\PACKAGE\PACKAGE1.BPL" ではなく、"C:\HOST\HOSTAPP.EXE" が渡されます。
［$PARAMS］	［デバッガ］オプション ページで指定されたコマンドライン パラメータに展開します。
［$PROMPT］	起動時にパラメータの入力を促します。$PROMPT マクロを挿入すると、$PROMPT() が挿入され、かっこ内にデフォルトのパラメータを指定できます。
［$SAVE］	コード エディタでアクティブなファイルを保存します。
［$SAVEALL］	現在のプロジェクトを保存します。
［$TDW］	実行中の Turbo Debugger の環境をセット アップします。たとえば、このマクロはプロジェクトを保存し、デバッグ情報をオンにしてプロジェクトがコンパイルされるようにします。プロジェクトがデバッグ情報をオンにしてコンパイルされていない場合は、再コンパイルします。このマクロを使用するには、Turbo Debugger がツール メニューに追加されていることを確認してください。