localtime
time.h:インデックス への移動
ヘッダーファイル
time.h
カテゴリ
日付/時刻ルーチン
プロトタイプ
struct tm *localtime(const time_t *timer);
説明
日付と時刻を構造体に変換します。
localtime は,time から返される値のアドレスを受け取り,時間の要素を含む tm 型の構造体へのポインタを返します。また,時間帯と夏時間を調整します。
long 型のグローバル変数 _timezone には,GMT とローカル標準時との時差(秒単位)が含まれています(PST の場合,_timezone は 8×60×60)。グローバル変数 _daylight は,日付が夏時間の期間に入っている場合に,RTL の関数(mktime と localtime)で夏時間を適用するかどうかを指示するために使用されます。夏時間を適用する場合は,1 に設定されます。これらの値は,ユーザープログラムで直接設定するのではなく,tzset で設定されます。
次は,time.h ヘッダーファイルで宣言されている tm 構造体です。
struct tm {
int tm_sec;
int tm_min;
int tm_hour;
int tm_mday;
int tm_mon;
int tm_year;
int tm_wday;
int tm_yday;
int tm_isdst;
};
これらの値は,24 時間制の時刻,日(1 ~ 31),月(0 ~ 11),曜日(日曜 = 0),年 - 1900,年間日数(0 ~ 365),および夏時間を適用する場合は 0 以外の値になるフラグを提供します。
戻り値
localtime は,時間の要素を含む構造体へのポインタを返します。この構造体は,呼び出しごとに上書きされる静的オブジェクトです。
例
#include <time.h>
#include <stdio.h>
int main(void)
{
time_t timer;
struct tm *tblock;
/* 時刻を取得します */
timer = time(NULL);
/* 日付/時刻を構造体に変換します */
tblock = localtime(&timer);
printf("Local time is: %s", asctime(tblock));
return 0;
}
移植性
POSIX | Win32 | ANSI C | ANSI C++ |
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