TAzureQueueManagement

提供: RAD Studio
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警告: DSAzure API は廃止予定とされており、Data.Cloud.AzureAPI に置き換わります。 クラウド コンピューティング アプリケーションの開発時には、新しい API を使用することをお勧めします。 詳細については、「DataSnap でのクラウド コンピューティング」を参照してください。

メモ: TAzureQueueManagement コンポーネント、dclWindowsAzureManagement190.bpl パッケージをインストールしている場合にのみ、ツール パレットから利用可能です。このパッケージは、RAD Studio インストール フォルダの bin フォルダにあります。TAzureQueueManagement は、VCL アプリケーションでのみ利用可能です。

TAzureQueueManagement コンポーネントを使用するには、フォーム上にドロップし、さらに、TAzureConnectionString も同様にフォーム上にドロップします。AccountKeyAccountName を、TAzureConnectionString コンポーネントの適切なプロパティに入力します。次のステップでは、TAzureQueueManagement コンポーネントの ConnectionInfo プロパティを設定して、この TAzureConnectionString を使用できるようにします。TAzureQueueManagement コンポーネントを設定に必要な手順はこれですべてです。また、フォームの作成時にこのコンポーネントの Active プロパティを True に設定するオプションを選択することもできます。 このオプションを選択しなかった場合は、実行時にこのコンポーネントをアクティブにするためのコンテキスト メニュー項目が表示されます。

このコンポーネントが実行中でアクティブになっていると、ルート ノードを右クリックして、新規キューを追加したり、現在のキュー リストを更新できます。 Microsoft Azure では、いくつでもキューを持つことができ、各キューにはいくつでもメッセージを持たせることができますが、REST API(したがって、TAzureQueueManagement コンポーネント)では、各キューの最初の 100 個のメッセージしか表示できないように制限されています。 リストをインポートした後は、現在表示されているリストがサーバーと同期しているという保証はありません。 キュー/メッセージの最新のリストを取得するために、いつでもコンテキスト メニューからコンポーネントを更新できます。

メモ: キューを追加する場合は、長さが 3 文字以上で、すべて小文字(このコンポーネントは自動的にこの処理を実行します)の英数字またはハイフン (-) のみで構成された名前を指定する必要があります。

各キュー ノードに対して、キューの削除、キューからのすべてのメッセージのクリア、またはキューへのメッセージの追加を選択できます。 メッセージは、キューにプッシュされた文字列で、そのキューのコンシューマによって使用されます。 すべてのキュー メッセージをクリアする場合以外は、一度に 1 つのメッセージしか削除できません。 また、このノードからは、この特定のキューしか更新できません。

キューの最初(最上位)のメッセージ ノードには、それを削除するためのコンテキスト メニュー項目が表示されます。 このメニュー項目には、そのメッセージと次の(新たに最上位メッセージになる予定の)メッセージが並べて表示されます。

関連項目