スレッドの開始と停止
スレッド同期手法では、TEvent と TMutex を使用するのが適切です。
Suspend と Resume を使用しないでください。 これら 2 つのメソッドを使ってスレッドを一時停止および再開すると、定義されていない動作や後でデバッグおよび修正するのが難しいデッドロック状態に陥るおそれがあります。
Terminate メソッドを呼び出すことで、スレッドの実行を途中で終了させることができます。 Terminate を呼び出すと、対象となるスレッドの Terminated プロパティが True に設定されます。 Execute メソッドが適切に実装されていれば、そのメソッドにより、Terminated プロパティが定期的にチェックされ、Terminated が True の場合には実行が停止されます。