デバッグ中にツールチップを使用する
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アプリケーションのデバッグ中に、型が複合データ オブジェクト(クラス、レコード、配列など)である監視対象オブジェクト内のメンバの値を表示することができます。 これらの値は、コード エディタ ウィンドウで監視対象オブジェクトを展開すると表示されます。 さらに、オブジェクト内の要素を展開して、サブ要素やその値を表示することもできます。 オブジェクト内のすべてのレベルを展開できます。 メンバは親要素ごとにグループ化されます。
メモ: ツールチップはすべての Embarcadero デバッガでサポートされています。
デバッグ中にツールチップを展開するには:
- 新規にアプリケーションを作成するか、または既存のアプリケーションを開きます。
- [プロジェクト|オプション...|Delphi コンパイラ|コンパイル]を選択し、[デバッグ版 DCU の使用]オプションが選択されていることを確認します。
- [ツール|オプション...|エディタ設定|支援機能]を選択し、[ツールチップ式評価]オプションが選択されていることを確認します。
- [実行|ステップ実行]を選択します。ヒント: またはこれにより、プロジェクトのメイン ソース ファイルの[コード]ページが開きます。
F8
キーを押します。 - [実行|ステップ実行]をもう一度選択します。これでプロジェクトが初期化されます。
- キーワード Application の上にカーソルを合わせます。すると、ツールチップが 1 つのブロックとして表示されます。
- ツールチップ内のキーワード Application の隣にある[+]をクリックします。
- ツールチップが展開して、子プロパティとその値が含まれたスクロール可能なボックスが表示されます。
- 1 つ以上の子プロパティを持つプロパティの隣には、さらに[+]が表示されます。
- 任意のメンバを展開して、プロパティと値を階層的にツールチップ内に表示することができます。