データセットの FieldByName メソッドでフィールド値にアクセスする
フィールド値の表示、変換、アクセス への移動
フィールドの値には、データセットの FieldByName メソッドでアクセスすることができます。このメソッドは、設計時に、アクセスしたいフィールド名を知っているが、基となるテーブルへアクセスできない場合などに便利です。
FieldByName を使用するには、アクセスしたいデータセットとフィールド名を知っていなければなりません。フィールド名を、メソッドへの引数として渡します。フィールド値にアクセスまたは変更するには、結果を、適切なフィールド コンポーネントの変換プロパティ(AsString や AsInteger など)で変換します。たとえば、次の文は、Customers データセットの CustNo フィールドの値を、編集コントロールに割り当てます。
Delphi:
Edit2.Text := Customers.FieldByName('CustNo').AsString;
C++:
Edit2->Text = Customers->FieldByName("CustNo")->AsString;
逆に、値をフィールドに割り当てることもできます:
Delphi:
Customers.Edit;
Customers.FieldByName('CustNo').AsString := Edit2.Text;
Customers.Post;
C++:
Customers->Edit();
Customers->FieldByName("CustNo")->AsString = Edit2->Text;
Customers->Post();