パッケージの配置
パッケージの配置方法は、他のプロジェクトの配置方法とよく似ています。配置対象のパッケージと一緒に配布するファイルは、場合によって異なります。bpl と、bpl で必要となるパッケージや dll を配布しなければなりません。
パッケージを使用するアプリケーションの配置
実行時パッケージを使用するアプリケーションを配布するときには、アプリケーションの実行可能ファイルのほか、そのアプリケーションで呼び出すライブラリ(.bpl または .dll)ファイルがユーザーの元に届くようにしてください。 ライブラリ ファイルが .exe ファイルと異なるディレクトリに置かれている場合は、ユーザーのパスからアクセスできるようにしなければなりません。 ライブラリ ファイルを Windows\System ディレクトリに置くという慣例に従うとよいでしょう。 インストーラを使用している場合には、むやみに再インストールしなくても、必要なパッケージがユーザーのシステムにあるかどうかをインストール スクリプトで確認できます。
他の開発者に配布するパッケージの配置
実行時パッケージや設計時パッケージを他の Delphi 開発者に配布する場合には、必ず .bpl ファイルを提供してください。.dcu ファイルを一緒に提供する場合もあります。