接続でサポートされる操作の種類の指定

提供: RAD Studio
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ADO 接続は、ファイルを開くときのモードと似た、特定のモードを指定して確立します。この接続モードによって、接続の権限が決まり、その接続で実行できる操作の種類(読み取りや書き込みなど)が決まります。

接続モードを指定するには Mode プロパティを使用します。指定できる値の一覧を次の表に示します。

ADO 接続モード: 

接続モード 意味

cmUnknown

接続の権限がまだ設定されていないか、決定できない。

cmRead

接続に読み取り専用権限がある。

cmWrite

接続に書き込み専用権限がある。

cmReadWrite

接続に読み取り/書き込み権限がある。

cmShareDenyRead

他のユーザーが読み取り権限で接続できないようにする。

cmShareDenyWrite

他のユーザーが書き込み権限で接続できないようにする。

cmShareExclusive

他のユーザーが接続できないようにする。

cmShareDenyNone

他のユーザーがどの権限でも接続できないようにする。


Mode に指定できる値は、背後にある ADO 接続オブジェクトの Mode プロパティの ConnectModeEnum の値に対応します。これらの値の詳細は、Microsoft Data Access SDK のヘルプを参照してください。

関連項目