設定の移行ファイルへのインポート

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RAD Studio の構成設定を、以前にエクスポートした XML ファイルからインポートすることができます。構成設定のエクスポート方法を参照してください。

構成設定をインポートするときには、拡張子が .idesettings の XML ファイルを移行ツールで読み取り、XML に含まれている設定を選択したバージョンの RAD Studio に適用します。

構成設定をインポートするには、次の場所にある migrationtool.exe を開きます:

  • パス: C:\Program Files (x86)\Embarcadero\Studio\23.0\bin
  • Windows のスタート メニュー: [スタート|すべてのプログラム|Embarcadero RAD Studio Athens|移行ツール]
メモ: 構成設定をエクスポートやインポートする前に、RAD Studio を閉じます。

migrationtool.exe を実行すると、ウィザードが表示され、それに沿ってインポート処理を行うことができます。

  1. [設定を移行ファイルからインポートする]を選択します。
    MigrationTool-Import1.png
  2. 参照([...])ボタンをクリックし、以前にエクスポートした .idesettings ファイルを選択して、[開く]をクリックします。[次へ >>]をクリックして、ウィザードの次のページに進みます。
  3. インポートする設定を選択し、[次へ >>]をクリックします。詳細は、「インポートおよびエクスポート可能な設定」を参照してください。
  4. 設定をインポートする先の RAD Studio のバージョンをドロップダウン メニューから選択します。
    メモ: インポート先の RAD Studio バージョンに指定できるのは、現在と同じかそれより新しいバージョンのみです。下位互換性はサポートされていません。
  5. [終了]をクリックしてインポート処理に進みます。
  6. 移行ツールから "レジストリの設定をバックアップしています..." というメッセージが出力されます。移行ツールは、まずバックアップを作成し、それから設定を上書きします。バックアップから復元する方法を参照してください。
    • 設定のバックアップが済んだら、移行ツールに処理中の設定が表示されます。
    • インポートが完了すると、移行ツールは "移行は正常に完了しました" というメッセージを出力します。
  7. [閉じる]をクリックしてウィザードを閉じます。

関連項目