[トランザクションの設定]ダイアログボックス
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[トランザクションの設定]ダイアログボックスでは,トランザクションパラメータを設定できます。このダイアログボックスは 4 つのデフォルトトランザクション設定を提供し,これらの設定は必要であればカスタマイズできます。デフォルトトランザクションを変更すると,そのラジオボタンの設定は解除されます。
InterBase のトランザクションパラメータの完全なリストについては,InterBase の『API ガイド』の「トランザクションの操作」を参照してください。
これらのトランザクションコンポーネントのプロパティは,ほかのコンポーネントのプロパティと同じようにオブジェクトインスペクタで指定することもできます。
[トランザクションの設定]ダイアログボックスを表示するには,IBTransaction コンポーネントをダブルクリックします。次の 4 つの選択肢が表示されます。
Snapshot
デフォルトでは,[Snapshot]は[concurrency]および[no wait]に設定されています。この設定では,トランザクションでほかのトランザクションを認識し,ロックが解放されるのを待たずにエラーを返します。
Read Committed
デフォルトでは,[Read Committed]は[read_committed],[rec_version],および[no wait]に設定されています。この設定では,トランザクションで,同時に実行しているトランザクションで行った変更を読み出し,最後にコミットしたバージョンのトランザクションを読み出すことができます。また,ロックが解放されるのを待たずにエラーを返します。
Read-Only Table Stability
デフォルトでは,[Read-Only Table Stability]は[read]および[consistency]に設定されています。この設定では,トランザクションで指定のテーブルを読み出すことができ,ほかのトランザクションをロックアウトします。
Read-Write Table Stability
デフォルトでは,[Read-Write Table Stability]は[write]および[consistency]に設定されています。この設定では,トランザクションで指定のテーブルを読み書きでき,ほかのトランザクションをロックアウトします。
InterBase のトランザクションパラメータの完全なリストについては,InterBase の『API ガイド』の「トランザクションの操作」を参照してください。