Delphi の実行時エラー
実行時に特定のエラーが発生すると、Delphi プログラムはエラー メッセージを表示し、終了します。
実行時エラーの識別
実行時エラーの形式は次のとおり:
Run-time error nnn at xxxxxxxx
ここでの nnn
は実行時エラー番号、xxxxxxxx
は実行時エラー アドレスです。
SysUtils クラスを使ったアプリケーションは、大抵の実行時エラーを Exception にマップしており、これにより、アプリケーションは終了せずにエラーを解決することができます。
実行時エラーの種類
Delphi 実行時エラーは、次のカテゴリに分類されます:
- I/O エラー(エラー番号 100~149)
- 致命的なエラー(エラー番号 200~255)
- オペレーティング システム エラー