Delphi コンパイル済みパッケージ ファイル(*.dcp)

提供: RAD Studio
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Delphi パッケージをビルドすると、RAD Studio によって、Delphi コンパイル済みパッケージ ファイルが生成されます。このパッケージを使用するプロジェクトでは、ビルド時にこの Delphi コンパイル済みパッケージ ファイルにアクセスする必要があります。

Delphi コンパイル済みパッケージ ファイルは、パッケージ ヘッダーとパッケージ内のすべての Delphi コンパイル済みユニット ファイルを連結したものとを含むバイナリ イメージで、コンパイラおよびリンカで必要なすべてのシンボル情報が含まれています。

Delphi パッケージをビルドすると、Delphi コンパイル済みパッケージ ファイルがデフォルトでは <パッケージ>.dcp という名前で生成され、以下のフォルダに格納されます。

  • 32 ビット Windows の場合: C:\Users\Public\Documents\Embarcadero\Studio\23.0\DCP
  • その他のプラットフォームの場合: C:\Users\Public\Documents\Embarcadero\Studio\23.0\DCP\<プラットフォーム>
メモ: DCP ファイルはデバッグしているパッケージと同じディレクトリ内、もしくは、デバッグ シンボル検索パス上になければなりません。そうでない場合、デバッガは見つけられなくなります。 これは、Win32 および Win64 プラットフォームにのみ利用可能です。 DCP 出力ディレクトリを変更するには、[プロジェクト|オプション...|Delphi コンパイラに移動します。 デバッグ シンボル検索パスを変更するには、[プロジェクト|オプション...|デバッガ|シンボル テーブルに移動します。

関連項目