HTTP を使った接続の指定
アプリケーション サーバーへの接続 への移動
TCP/IP アドレスを持つどのマシンからでも、HTTP を使用してアプリケーション サーバーへの接続を確立することができます。 ただし、ソケットとは異なり、HTTP では SSL セキュリティを利用することができ、ファイアウォールで保護されたサーバーとも通信することができます。 HTTP を使用する際には、アプリケーション サーバーに接続するための Datasnap.Win.SConnect.TWebConnection コンポーネントを含めます。
Web 接続コンポーネントは、Web サーバー アプリケーション(httpsrvr.dll)への接続を確立し、これによってアプリケーション サーバーと通信します。 TWebConnection は、Uniform Resource Locator (URL) を使用して httpsrvr.dll を検索します。 URL は、プロトコル(http、または SSL セキュリティを使用している場合には https)、Web サーバーおよび httpsrvr.dll を実行するマシンのホスト名、Web サーバー アプリケーション(httpsrvr.dll)へのパスを示します。 URL プロパティを使用してこの値を指定します。
メモ: TWebConnection を使用する際、wininet.dll がそのクライアント マシン上にインストールされていなければなりません。 IE3 以降がインストールされている場合、wininet.dll は Windows システム ディレクトリにあります。
Web サーバーに認証が必要な場合、もしくは、認証を必要とするプロキシ サーバーを使用する場合、UserName および Password プロパティの値を設定して、接続コンポーネントがログオンできるようにしなければなりません。
クライアント アプリケーションが選択できるサーバーが複数ある場合、接続ブローカ を使用することができます。