インスタンス仕様を操作する - UML 2.0
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分類子は、[オブジェクト インスペクタ]または直接編集でインスタンス化できます。
インスタンス仕様では、次の方法を使用します。
- [オブジェクト インスペクタ]で分類子をインスタンス化する。
- 直接編集で分類子をインスタンス化する。
- インスタンス仕様の機能を定義する。
- インスタンス仕様要素にスロットを追加する。
- スロットを構造的機能と関連付ける。
- スロット値を設定する。
- スロットのステレオタイプを定義する。
[オブジェクト インスペクタ]で分類子をインスタンス化するには:
- ダイアグラムの中のインスタンス仕様を選択します。
- [オブジェクト インスペクタ]で、[インスタンス化クラス]フィールドを選択します。
- 選択([...])ボタンをクリックします。
- [クラスあるいはインターフェイスの選択]ダイアログ ボックスで、[追加 >>]や[<< 削除]ボタンを使用して、使用可能な項目から分類子を選択します。
- 終了したら、[OK]をクリックします。
直接編集で分類子をインスタンス化するには:
- ダイアグラムの中のインスタンス仕様を選択します。
- F2 キーを押すと直接編集できます。または、インスタンス仕様名をダブルクリックします。
- インスタンス仕様名の後に、既存の分類子の名前をコロンで区切って入力します (例: InstanceSpecifcation1:Class1)。
- Enter キーを押します。
インスタンス仕様の機能を定義するには:
- インスタンス仕様要素内にスロットを挿入します。
- このスロットをインスタンス化分類子の属性と関連付けます。
- 値を設定し、スロットのステレオタイプを定義します。
インスタンス仕様要素にスロットを追加するには:
- インスタンス仕様をダイアグラムに追加します。
- ダイアグラムのインスタンス仕様要素を右クリックし、そのコンテキスト メニューから[追加|スロット]を選択します。
スロットを構造的機能と関連付けるには:
- インスタンス仕様要素内のスロットを選択します。
- [オブジェクト インスペクタ]の一般ノードを展開します。
- [定義機能]フィールドで、選択ボタンをクリックします。
- [定義機能の属性の選択]ダイアログ ボックスで、対象の属性を選択し[OK]をクリックします。
スロット値を設定するには:
- スロットを選択します。
- 次のいずれかを行います。
- スロットの[オブジェクト インスペクタ]で、[値]フィールドに対象の文字列を入力します。
- スロットを直接編集可能な状態にし、スロットの名前の後に、等号記号(=)で区切って値を入力します。
スロットのステレオタイプを定義するには:
- スロットの[オブジェクト インスペクタ]で、一般ノードを展開します。
- [ステレオタイプ]フィールドに、ステレオタイプ値を入力します。