共通の接続パラメータ(FireDAC)

提供: RAD Studio
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以下の表では、すべての FireDAC ドライバに共通する接続定義パラメータについて説明します。

パラメータ 説明 値の例
DriverID FireDAC ベース ドライバまたは仮想ドライバの ID です。 MySQL
MetaDefCatalog アプリケーションのデフォルト カタログを指定します。カタログ名が MetaDefCatalog と同じ場合、設計時コードではオブジェクト名からカタログ名が省略されます。MetaDefCatalog が '*' の場合は、カタログ名が無条件に省略されます。 Northwind
MetaDefSchema アプリケーションのデフォルト スキーマを指定します。スキーマ名が MetaDefSchema と同じ場合、設計時コードではオブジェクト名からスキーマ名が省略されます。MetaDefSchema が '*' の場合は、スキーマ名が無条件に省略されます。 dbo
MetaCurCatalog アプリケーションの現在のカタログを指定します。指定されない場合、その値は DBMS から取得されます。アプリケーションでメタデータが必要な場合、カタログ名を指定しなければ、FireDAC では現在のカタログを暗黙に使用します。MetaCurCatalog が '*' の場合は、カタログ名がメタデータ パラメータから省略されます。 *
MetaCurSchema アプリケーションの現在のスキーマを指定します。指定されない場合、その値は DBMS から取得されます。アプリケーションでメタデータが必要な場合、スキーマ名を指定しなければ、FireDAC では現在のスキーマを暗黙に使用します。MetaCurSchema が '*' の場合は、スキーマ名がメタデータ パラメータから省略されます。 *
MonitorBy この接続定義の追跡/監視出力を指定します。以下のいずれかの値を指定できます。
  • FlatFile。追跡出力はテキスト ファイルに送られます。これを有効にするには、アプリケーションに TADMoniFlatFileClientLink を組み込み、その Tracing プロパティを True に設定します。FireDAC は、アプリケーションの終了後、追跡ファイルの名前を表示します。
  • Remote。追跡出力は、アプリケーションの監視に役立てるために FDMonitor ユーティリティに送られます。これを有効にするには、アプリケーションに TFDMoniRemoteClientLink を組み込み、その Tracing プロパティを True に設定します。FDMonitor は、接続の確立前に実行する必要があります。
  • Custom。追跡出力は TADMoniCustomClientLink.OnOutput イベント ハンドラに送られます。これを有効にするには、アプリケーションに TADMoniCustomClientLink を組み込み、その Tracing プロパティを True に設定します。
FlatFile
Pooled この接続定義の接続プールを有効にします。デフォルト値は False です。プールされた接続を使用するには、接続定義が永続定義か非公開定義でなければなりません。 True

関連項目