オブジェクト フローや制御フローを操作する - UML 2.0

提供: RAD Studio
移動先: 案内検索

アクティビティ図の手順 への移動

2 つのノード要素間には、制御フローやオブジェクト フローを通常のリンクとして作成できます。 リンクが確立されると、有効なノードが強調表示されます。

リンク先の要素に直接接続できない場合は、その要素までスクロールすることができますし、スクロールの代わりにコンテキスト メニューのコマンドを使用することもできます。

UML 2.0 仕様では、新たに以下のような制限が規定されました。

  • オブジェクト フロー リンクには、リンク端の少なくとも一方にオブジェクトが必要です。
  • リンク元アクション上の出力ピンを通じて接続する以外に、2 つのアクションをオブジェクト フローで接続することはできません。
  • 制御フロー リンクでオブジェクトやアクティビティ パラメータを接続することはできません。

オブジェクト フローや制御フローには、以下の操作を行えます。

  1. フローを作成する
  2. 分岐または結合を作成する
  3. 条件判断またはマージを作成する

フローを作成するには:

  1. フローのリンク元要素を右クリックします。
  2. コンテキスト メニューから、追加 > 制御フロー、または、追加 > オブジェクト フロー を選択します。 リンク先の選択 ダイアログ ボックスが表示されます。
  3. リンク先の選択 ダイアログ ボックスで、リンク先を選択し、OK をクリックします。 OK ボタンは、正しいリンク先が選択されているときだけ有効になります。

分岐や結合を作成するには:

  1. 関係するアクションを特定します。 必要であれば、まず、それらのアクションをすべてダイアグラムに配置します。 それらを希望どおりに並べ替えます。
  2. ダイアグラムに分岐か結合のどちらかを配置します。 必要であれば、サイズを変更します。
  3. リンク元を複数作成する場合は、制御フローを各リンク元アクションから結合に描画し、次に、結合からリンク先アクションに描画します。 リンク先を複数作成する場合は、制御フローをリンク元アクションから分岐に描画し、次に、分岐から各リンク先アクションに描画します。

条件判断やマージを作成するには:

  1. 関係するアクションを特定します。 必要であれば、まず、それらのアクションをすべてダイアグラムに配置します。 それらを希望どおりに並べ替えます。
  2. ダイアグラムに条件判断かマージのどちらかを配置します。 必要であれば、サイズを変更します。
  3. 複数のアクションをマージする場合は、制御フローを各リンク元アクションからマージに描画し、次に、マージからリンク先アクションに描画します。 条件判断を作成する場合は、制御フローをリンク元アクションから条件判断に描画し、次に、条件判断から各リンク先アクションに描画します。

関連項目