コントロールをデータ対応にする

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コントロールをデータ対応にする:インデックス への移動

データベースに接続して作業を行う場合、データに対応するコントロールがあると、大抵の場合便利です。 これによりアプリケーションは、コントロールとデータベースの一部との間に、リンクを確立することができます。 Delphi には、データ対応のラベル、編集ボックス、リスト ボックス、コンボ ボックス、検索コントロール、グリッドなどが用意されています。 また、独自のデータ対応コントロールも作成することができます。 データ対応コントロールの利用に関する、さらなる情報については、「データ コントロールの使い方:インデックス」を参照してください。

データ対応には、いくつかのレベルがあります。 最もシンプルなものは、読み取り専用のデータ対応(データ参照コントロール)で、データベースの現在の状態を反映する機能を持っています。 より複雑なものは、編集可能なデータ対応(データ編集コントロール)で、ユーザーは、コントロールを操作することにより、データベース内の値を編集することができます。 データベースへの関与レベルは、単一のフィールドにリンクを張る、もっともシンプルなケースから、複数のレコードを制御するような、より複雑なケースまで、さまざまです。

このセクションでは最初に、もっともシンプルなケースとして、データセット内の単一のフィールドにリンクを張る、読み取り専用コントロールを作成していきます。 使用するコントロールは、「グリッドのカスタマイズ:インデックス」で作成した、TSampleCalendar カレンダーです。 代わりに、ツール パレットの [Samples] ページにある標準カレンダー コントロール、TCalendar を使用しても構いません。

その後、このセクションでは、その新しいデータ参照コントロールを、どのようにデータ編集コントロールに拡張していくかについて、説明をしていきます。

関連項目

コード サンプル