コンパイラ属性
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一部の特殊な属性により、Delphi コンパイラ の特定の機能が発生します。
Ref
Ref
属性は、関数に(値ではなく)参照で渡されるように定数の関数パラメータを修飾するために使用されます。詳細については、「定数パラメータ」を参照してください。
Unsafe
関数の Result
に Unsafe
というタグを付けて、関数の結果を「安全でない」ものとして扱うようコンパイラに指示します。これにより、オブジェクトの ARC 管理が無効になります。
volatile
volatile
属性は、別のスレッドにより変更される可能性があるフィールドにマークを付けて、そのフィールドの値をレジスタまたは別の一時メモリ領域にコピーする操作がコード生成の際に最適化されないようにするために使用されます。
volatile
属性を使用して、次の宣言にマークを付けることができます:
volatile
属性を使用して、次の宣言にマークを付けることはできません:
type
TMyClass = class
private
[volatile] FMyVariable: TMyType;
end;
Weak
weak
属性は、その宣言が弱い参照であるとマーク付けするために使用されます。
関連項目
- volatile(C++)