コンポーネントのテスト
ダイアログボックスのコンポーネント化:インデックス への移動
いったんダイアログボックスコンポーネントをインストールした後は,フォームにそれを配置して実行できます。テスト方法はコモンダイアログボックスの場合と同じです。[バージョン情報]ダイアログボックスを簡単にテストするには,フォームにコマンドボタンを追加し,そのボタンが選択されたときにダイアログボックスを実行するようにします。
たとえば,[バージョン情報]ダイアログボックスを作成してコンポーネントにし,ツールパレットに追加したとします。このコンポーネントは次の手順で実行できます。
- 新規プロジェクトを作成します。
- [バージョン情報]ダイアログボックスコンポーネントをメインフォームに配置します。
- フォームにコマンドボタンを配置します。
- コマンドボタンをダブルクリックして,空のクリックイベントハンドラを作成します。
- クリックイベントハンドラに次のコード行を記述します。
AboutBoxDlg1.Execute;
AboutBoxDlg1->Execute();
- アプリケーションを実行します。
メインフォームが表示されたら,コマンドボタンをクリックします。[バージョン情報]ダイアログボックスが現れ,デフォルトのプロジェクトアイコンと Project1 という名前が表示されます。ダイアログボックスを閉じるには[OK]を選択します。
[バージョン情報]ダイアログボックスコンポーネントでは,プロパティを設定できます。プロパティを設定してアプリケーションを再度実行すれば,プロパティの設定を反映したダイアログボックスが表示されます。