コンポーネント名の変更
オブジェクトとは への移動
コンポーネントの名前を変更するには、必ず [オブジェクト インスペクタ] を使用します。たとえば、フォームの名前をデフォルトの Form1 から ColorWindow などのわかりやすい名前に変更するとしましょう。 オブジェクト インスペクタ でフォームの Name プロパティを変更すると、フォームの .dfm ファイルまたは .fmx ファイル(通常、手動で編集しないファイル)にも、IDE で生成されるソース コードにも、新しい名前が自動的に反映されます。
unit Unit1;
interface
uses Windows, Messages, SysUtils, Variants, Classes, Graphics, Controls, Forms, Dialogs;
type
TColorWindow = class(TForm){ Changed from TForm1 to TColorWindow }
Button1: TButton;
procedure Button1Click(Sender: TObject);
private
{ Private declarations }
public
{ Public declarations }
end;
var
ColorWindow: TColorWindow;{ Changed from Form1 to ColorWindow }
implementation
{$R *.dfm}
procedure TColorWindow.Button1Click(Sender: TObject);
begin
Form1.Color := clGreen;{ The reference to Form1 didn"t change! }
end;
end.
ボタンの OnClick イベント ハンドラのコードが変更されていない点に注意してください。このコードは手動で記述したものであるため、自分で更新し、フォームへの参照をすべて修正する必要があります。
procedure TColorWindow.Button1Click(Sender: TObject);
begin
ColorWindow.Color := clGreen;
end;