パッケージ ソース ファイルの手動編集
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プロジェクト ファイルなどのパッケージ ソース ファイルは、入力した情報を基に Delphi で生成されます。また、プロジェクト ファイルのように、手動で編集することもできます。パッケージ ソース ファイルは、他の Delphi ソース コード ファイルと混同しないように、.dpk(Delphi パッケージ)の拡張子を付けて保存しなければなりません。
コード エディタでパッケージ ソース ファイルを開くには:
- パッケージを RAD Studio で開きます。
- [プロジェクト マネージャ]でパッケージを右クリックし、 [ソースの表示]を選択します。
- package という見出しはパッケージの名前を指定します。
- requires 句には、現在のパッケージで使用される他の外部パッケージが列挙されます。パッケージに別のパッケージ内のユニットを使用するユニットが含まれない場合、requires 句は必要ありません。
- contains 句は、コンパイルしてパッケージにまとめるユニット ファイルを指定します。contains 句で指定されるユニットで使用されるユニットのうち、requires 句で指定されるパッケージに含まれていないものはすべて、contains 句に列挙されていなくても、同様にパッケージにまとめられます(コンパイラからその旨の警告が出力されます)。
たとえば、次の VCL コードでは MyPack パッケージ(バイナリ ファイル "MyPack.bpl" をビルドするのに使用可能)を宣言しています。
package MyPack; {$R *.res} ...{compiler directives omitted} requires rtl, vcl; contains Db, NewComponent1 in 'NewComponent1.pas'; end.