ファイルへの画像の保存

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グラフィック ファイルの読み込みと保存 への移動


画像オブジェクトは、さまざまな形式でグラフィックを読み込みおよび保存することができ、独自のグラフィック ファイル形式を作成および登録することもできます。この形式でも、画像オブジェクトは同様に読み込みおよび保存できます。

イメージ コントロールの内容をファイルに保存するには、イメージ コントロールの Picture オブジェクトの SaveToFile メソッドを呼び出します。

SaveToFile メソッドには、保存されるファイルの名前が必要です。 画像が新たに作成されたのなら、ファイル名を持っていない場合や、ユーザーが既存の画像を別のファイルに保存したい場合もあるでしょう。 そのような場合、アプリケーションは、次のトピックで示されているように、ファイル名をユーザーから取得する必要があります。

メイン メニューの項目 [ファイル|保存」 および [ファイル|名前を付けて保存」 にアタッチされる、イベント ハンドラの次のペアは、それぞれ、名前付きファイルの再保存、名前なしファイルの保存、既存ファイルの新しい名前での保存を処理します。

procedure TForm1.Save1Click(Sender: TObject);
begin
  if CurrentFile <> '' then
    Image.Picture.SaveToFile(CurrentFile) { save if already named }
  else
    SaveAs1Click(Sender); { otherwise get a name }
end;

procedure TForm1.SaveAs1Click(Sender: TObject);
begin
  if SaveDialog1.Execute then { get a file name }
  begin
    CurrentFile := SaveDialog1.FileName; { save the user-specified name }
    Save1Click(Sender); { then save normally }
  end;
end;
void __fastcall TForm1::Save1Click(TObject *Sender) {
	if (!CurrentFile.IsEmpty())
		Image->Picture->SaveToFile(CurrentFile); // save if already named
	else
		SaveAs1Click(Sender); // otherwise get a name
}

void __fastcall TForm1::SaveAs1Click(TObject *Sender) {
	if (SaveDialog1->Execute()) // get a file name
	{
		CurrentFile = SaveDialog1->FileName; // save user-specified name
		Save1Click(Sender); // then save normally
	}
}

関連項目