フィールド コンポーネントの属性セットを作成する
アプリケーションで使用するデータセット内のいくつかのフィールドに共通の書式設定プロパティ(Alignment、DisplayWidth、DisplayFormat、EditFormat、MaxValue、MinValue など)がある場合は、まず 1 つのフィールドに対してこれらのプロパティを設定したあと、それらのプロパティを属性セットとしてデータ ディクショナリに保存すると便利です。 データ ディクショナリに保存された属性セットは、他のフィールドにたやすく適用できます。
メモ: 属性セットとデータ ディクショナリは、BDE 対応のデータセットにのみ使用できます。
データセット内のフィールド コンポーネントに基づいて属性セットを作成するには:
- データセットをダブル クリックして、フィールド エディタを起動します。
- プロパティの設定対象となるフィールドを選択します。
- [オブジェクト インスペクタ]で、希望するプロパティをフィールドに設定します。
- フィールド エディタのリスト ボックスを右クリックして、コンテキスト メニューを呼び出します。
- [属性の上書き保存]を選択して、現在のフィールドのプロパティ設定を属性セットとしてデータ ディクショナリに保存します。
属性セットの名前はデフォルトで現在のフィールドの名前になります。 コンテキスト メニューから[属性の上書き保存]ではなく[属性に名前を付けて保存]を選択すれば、それとは別の属性セット名を指定できます。
新しい属性セットをいったん作成してデータ ディクショナリに追加すれば、それを他の永続フィールド コンポーネントに関連付けることができます。 後でその関連付けを解除しても、属性セットはデータ ディクショナリに定義されたまま残ります。