ブール短絡評価(Delphi コンパイラ指令)
Delphi コンパイラ指令のリスト:インデックス への移動
種類 |
スイッチ |
構文 |
{$B+} または {$B-} {$BOOLEVAL ON} または {$BOOLEVAL OFF} |
デフォルト |
{$B-} {$BOOLEVAL OFF} |
スコープ |
ローカル |
説明
$B 指令は、AND および OR 論理演算子に対する 2 種類の Delphi コード生成法のどちらかを選択します。
{$B+} の状態では、コンパイラによって論理式の完全評価のコードが生成されます。 その場合、式全体の結果が既にわかっていても、AND および OR 演算子からなる論理式のすべてのオペランドが必ず評価されます。
{$B-} の状態では、コンパイラは、論理式の短絡評価を行うコードを生成します。これは、左から右に評価していく際に、式全体の結果が明らかになった時点で、評価が停止されることを意味します。
関連項目
- 式(Delphi):ブール演算子
- 演算子のオーバーロード(Delphi)