マスター/詳細のリンク関係の設定
DbExpress コンポーネントの利用:インデックス への移動
リンクされたデータセットを使用して,dbExpress データセットを詳細セットとしてマスター/詳細関係を設定する方法は 2 とおりあります。 使用するメソッドは,使用している単方向データセットの種類によります。関係を設定した場合,単方向データセット(1 対多関係の「多」)が提供するアクセスは,マスターセット(1 対多関係の「1」)の現在のレコードに対応するレコードだけです。
TSQLDataSet と TSQLQuery では,パラメータ付きの問い合わせを使ってマスター/詳細関係を確立する必要があります。これは,このような関係を問い合わせタイプのデータセットについて作成するときに常に使用する方法です。問い合わせタイプのデータセットでのマスター/詳細関係の作成については,「マスター/詳細関係をパラメータを使って確立する」を参照してください。
詳細セットが TSQLTable のインスタンスのときにマスター/詳細関係を設定するには,ほかのテーブルタイプデータセットのときと同様に,MasterSource プロパティおよび MasterFields プロパティを使用します。テーブルタイプのデータセットでのマスター/詳細関係の作成については,「マスター/詳細関係の作成」を参照してください。