仮想フォルダを利用する
ファイルとフォルダの管理方法 への移動
C++ の場合に限り、IDE では、プロジェクトマネージャ ツリー内のプロジェクト ファイルを仮想フォルダで整理することができます。仮想フォルダは、IDE でのフォルダ構成の表示にのみ影響を与えます。仮想フォルダにファイルを移動しても、ファイルのディスク上の実際の場所は変わりません。
メモ: 仮想フォルダに入れることができるのは、ファイル システム項目か他の仮想フォルダのみです。
メモ: 仮想フォルダ内の項目の順序を変更すると、フォルダに含まれているビルド可能な項目のビルド順序が変わります。
ルートレベルの仮想フォルダを追加するには:
- [プロジェクトマネージャ] が IDE に表示されていない場合は、表示 > プロジェクトマネージャ を選択して、プロジェクトマネージャ を表示します。
- 新規にプロジェクトを作成するか、または既存のプロジェクトを開きます。
- プロジェクトマネージャ ツリー内のプロジェクト ノードを右クリックし、新規追加 > 仮想フォルダ... を選択します。新しいフォルダを追加 ダイアログ ボックスが開き、デフォルトのフォルダ名 "仮想フォルダ 1" が表示されます。
- デフォルト以外の名前を使用する場合は、仮想フォルダの新しい名前を入力します。
- OK をクリックすると、フォルダが追加されます。キャンセル をクリックすると、フォルダは追加されません。プロジェクト ノードの下に、仮想フォルダが淡色のフォルダとして表示されます。
- プロジェクト構成から仮想フォルダにファイルをドラッグするか、コンテキスト メニュー コマンドを使用して、仮想フォルダに項目を追加します。
既存の仮想フォルダに仮想サブフォルダを追加するには:
- プロジェクトマネージャ ツリー内の既存の仮想フォルダを右クリックします。
- 新規追加 > 仮想フォルダ... を選択します。
仮想フォルダ内のファイルの順序を変更するには:
- 仮想フォルダ内のファイルをクリックまたは右クリックしてドラッグします。カーソルが端に四角形が付いた矢印に変わり、ファイルを移動しようとしていることを示します。
- 青い水平線が表示されるまでファイルを右方向にドラッグします。この線は、仮想フォルダ内でのファイルの新しい位置を示し、ファイルの間にのみ表示されます。カーソルが斜線付きの円に変わる場所には、ファイルを移動できません。
- 仮想フォルダ内の目的の位置までファイルをドラッグしてから、マウスのボタンを離します。
仮想フォルダを削除するには:
- プロジェクトマネージャ ツリー内の仮想フォルダを選択します。
- 右クリックし、削除 を選択します。
- 確認 ダイアログ ボックスで はい をクリックすると、フォルダが削除されます。いいえ をクリックするか Esc キーを押すと、削除が取り消されます。
メモ: 仮想フォルダを削除しても、ディスク上のファイルは削除されません。仮想フォルダが プロジェクトマネージャ ツリーから削除されるだけで、ファイルは元の場所にそのまま残っています。