定数と内部表現

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ANSI C では、基本データ型(およびそれらのさまざまな組み合わせ)のサイズと数値範囲は実装固有であり、通常はホスト コンピュータのアーキテクチャに基づいて決まることになっています。 C++Builder の場合、ターゲット プラットフォームは IBM PC ファミリ(およびその互換機)なので、Intel Pentium 系マイクロプロセッサのアーキテクチャによって、さまざまなデータ型の内部表現が決定されます。

データ型のサイズと値の範囲を次の表に示します。

32 ビット データ型とそのサイズおよび値の範囲

タイプ

サイズ(ビット)

範囲

用途の例

unsigned char

8

0 <= X <= 255

小さい数、完全な PC 文字セット

char

8

-128 <= X <= 127

非常に小さい数、ASCII 文字

short int

16

-32,768 <= X <= 32,767

計数、小さい数、ループ制御

unsigned int

32

0 <= X <= 4,294,967,295

大きい数、ループ

int

32

-2,147,483,648 <= X <= 2,147,483,647

計数、小さい数、ループ制御

unsigned long

32

0 <= X <= 4,294,967,295

天文学的距離

enum

32

-2,147,483,648 <= X <= 2,147,483,647

値の順序集合

long

32

-2,147,483,648 <= X <= 2,147,483,647

大きい数、人口

float

32

1.18E-38 < |X| < 3.40E+38

科学技術(7 桁精度)

double

64

2.23E-308 < |X| < 1.79E+308

科学技術(15 桁精度)

long double

80

3.37E-4932 < |X| < 1.18E+4932

財務(18 桁精度)


数値型の内部表現では、これらの型が Intel Pentium 系マイクロプロセッサで内部的にどう表現されるかを示しています。

関連項目