要求の目的を識別するプロパティ
要求ヘッダー情報の入ったプロパティ への移動
Method プロパティは、要求メッセージがサーバー アプリケーションに何を要求しているかを記述した文字列です。HTTP 1.1 標準では次のメソッドが定義されています。
定義済みのタグ名:
値 | メッセージの要求内容 |
---|---|
OPTIONS |
使用可能な通信オプションについての情報。 |
GET |
URL プロパティで指定された情報。 |
HEAD |
同等の GET メッセージからのヘッダー情報。応答の内容はない。 |
POST |
Content プロパティのデータを必要に応じてサーバー アプリケーションがポストする。 |
PUT |
URL プロパティで指定されたリソースをサーバー アプリケーションで Content プロパティのデータに置き換える。 |
DELETE |
URL プロパティで指定されたリソースをサーバー アプリケーションで削除または非表示にする。 |
TRACE |
要求の受信を確認するためにループバックをサーバー アプリケーションから送信する。 |
Method プロパティでは、Web クライアントからサーバーに要求された他のメソッドがあれば、それを示す可能性があります。
Web サーバー アプリケーションでは、Method の可能なすべての値に対して応答を提供する必要は必ずしもありません。また、Web サーバーアプリケーションが GET 要求と HEAD 要求の両方に応答することは HTTP 標準で求められていません。
MethodType プロパティは、Method の値が GET(mtGet)、HEAD(mtHead)、POST(mtPost)、PUT(mtPut)、その他の文字列(mtAny)のどれであるかを示します。ディスパッチャでは、MethodType プロパティの値を各アクション項目の MethodType と照合します。