集計値の取得
維持管理される集計の使用 への移動
維持管理される集計の値を取得するには、その集計を表す TAggregate オブジェクトの Value メソッドを呼び出します。Value メソッドは、クライアント データセットの現在レコードが含まれているグループの、維持管理される集計値を返します。
クライアント データセット全体を集計するときは、いつでも Value を呼び出して、維持管理される集計値を取得できます。ただし、グループ化された情報を集計するときは、集計対象のグループに現在のレコードが必ず含まれているように注意する必要があります。このため、グループの先頭レコードに移動したときや、グループの最終レコードに移動したときなど、明確に指定されたときに集計値を取得することをお勧めします。GetGroupState を使用すると、現在のレコードがグループ内のどこにあるかを判定できます。
維持管理される集計をデータ対応コントロールに表示するには、フィールド エディタを使用して永続集計フィールド コンポーネントを作成します。フィールド エディタで集計フィールドを指定すると、クライアント データセットの Aggregates は自動的に更新されて、適切な集計仕様が組み込まれます。AggFields プロパティには新規の集計フィールド コンポーネントが格納され、FindField メソッドはそれを返します。