[ビルド ツール]

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[ビルド ツール]ダイアログ ボックスを使用すると、コンパイル時または[プロジェクト マネージャ]から実行する外部プログラムを定義できます。

カスタム ビルド ツールを特定のファイルと関連付けるには、「カスタム ビルド ツールを追加する」を参照してください。

メモ: .pas ファイルにカスタム ビルド ツールを関連付けることはできません(これらのファイルは必ず Delphi コンパイラで処理されます)。

項目 説明

[ツール]

作成済みの既存ビルド ツールがある場合は、それらが一覧表示されます。 [新規作成]をクリックすると、新しいビルド ツールを追加できます。 ツールの初期名は、CustomTool<n> です。選択したビルド ツールの名前を変更するには、[名前]フィールドを使用します。

[名前]

ビルド ツールに使用する名前を入力します。

[説明]

ビルド ツールの説明を入力します(省略可能)。

[コマンド (複数可)]

ビルド ツールで実行する単一のコマンドまたは複数のコマンドを入力します。

複数のコマンドを入力するには、1行につき1つのコマンドを記述します。

[出力ファイル (複数可)]

(省略可能)カスタム ビルド ツールの出力ファイル。

指定されている場合、この出力ファイルは、依存関係のチェックに使用されます。

[マクロ]

コマンド ラインで使用できるマクロを一覧表示します。 たとえば、$(INPUTFILENAME) は、拡張子付きのファイル名に展開されます。マクロは、ビルド中にツールが実行されるときに展開されます。

[コマンド (複数可)]フィールドに以下のカスタム ツール コマンドを入力するとしましょう。

midl.exe $(InputFileName) /cstub $(InputName).c

このコマンドは、マクロ $(InputFileName) を使って Microsoft IDL コンパイラを実行します。このマクロは、このカスタム ツールに関連付けられているプロジェクト内ファイルの完全パスに展開されます。 出力は同じ名前(ただし、ファイル拡張子は .c)のファイルです。

[出力ファイル (複数可)]編集ボックスに以下を入力します。

$(InputName).c

$(InputName) は、拡張子を除くファイル名に展開されます。 これで、必ず出力ファイルが入力ファイルに対して古くなったときにのみコマンドが実行されるようになります。

関連項目