-D および -U コマンドライン オプションの使い方
マクロの定義と定義解除:インデックス への移動
コマンドライン コンパイラ オプション -D および -U を使用すると、識別子を定義したり、その定義を解除できます。 次の構文を使用できます。
-Dname -Dname=string
および
-Uname
-Dname
オプションは、識別子 name
を NULL 文字列として定義します。 -Dname=string
は、name
を string
として定義します。 この代入では、string にスペースまたはタブを使用できません。
-Uname
コマンドライン オプションは、識別子 name
の以前の定義を解除します。
#define オプション 1 つで、複数の識別子を定義することもできます。 セミコロン(;)を使用して、識別子の定義を区切ります。
たとえば、次のコマンドライン
BCC32.EXE -Ddebug=1; paradox=0; X -Umysym myprog.c
は、次の文
#define debug 1 #define paradox 0 #define X #undef mysym
を myprog.c ファイルに記述するのと同じです。