64 ビット Windows 版 C++ インポート ライブラリ ツール: MKEXP.EXE
MKEXP.EXE は、IMPLIB.EXE に相当する 64 ビット Windows 版ツールです。ただし、MKEXP では、IMPLIB でサポートされているのと同じオプションがすべてサポートされているわけではありません。
MKEXP では GNU スタイル(ELF 形式)のアーカイブ ファイル(.a
ファイル)を生成します。
.DLL ファイル、.DEF ファイル、OMF ファイルのいずれかを MKEXP で使用できます。
例
DLL からのインポート ライブラリの生成:
mkexp mydll.a mydll.dll
.DEF ファイルからのインポート ライブラリの生成:
mkexp mydll.a mydll.def
生成される .a
ファイルは、mydll.dll を使用する任意のアプリケーションまたは DLL のリンク コマンド ラインのライブラリ セクションで指定されます。mkexp で生成される .a
ファイルは GNU スタイルのアーカイブ ファイルで、その中には、DLL からのエクスポートがすべて記述されている Embarcadero 固有のデータ セットが格納された単一のオブジェクト ファイルが含まれています。
コマンドライン ヘルプ
C:> mkexp mkexp.exe: Copyright (c) 2012 Embarcadero Technologies, Inc. All rights reserved. usage: mkexp [-n] [-d] [-o] [-p] outputfile inputfile Creates an import archive from an input file. Valid input files are OMF object files that contain only EXPDEF COMENT records, PE files, and DEF files. -f: prefer to link by ordinal (dangerous) -d: assume input is a DEF file -o: assume input is an OMF object file -p: assume input is a PE file File type is by default based on extension: OMF: .obj DEF: .def PE: .dll, .exe