Application の種類(Delphi)
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種類 |
パラメータ |
構文 |
{$APPTYPE GUI} または {$APPTYPE CONSOLE} |
デフォルト |
{$APPTYPE GUI} |
スコープ |
グローバル |
説明
この指令は,Delphi Windows プログラミングでのみ使用します。
$APPTYPE 指令は,Win32 コンソールまたは GUI アプリケーションのどちらを生成するかを制御します。
{$APPTYPE GUI} 状態にすると,コンパイラは GUI アプリケーションを生成します。これは,Delphi アプリケーションの通常の状態です。
{$APPTYPE CONSOLE} 状態(/CC コマンドラインオプションと等価)にすると,コンパイラはコンソールアプリケーションを生成します。コンソールアプリケーションが起動されると,入力および出力標準テキストファイルが自動的にコンソールウィンドウに関連付けられます。
{$APPTYPE CONSOLE} を設定すると,プログラムで明示的に出力ファイルを開かなくても Writeln 文を使用できるため,デバッグに便利です。
System ユニットで宣言される IsConsole 論理変数を使用すると,プログラムがコンソールアプリケーションとしてコンパイルされたか,GUI アプリケーションとしてコンパイルされたかを検出できます。
$APPTYPE 指令は,プログラムに対してのみ意味を持ちます。ライブラリ,ユニット,またはパッケージでは使用できません。