DataSnap REST アプリケーション ウィザード(Linux 用)
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Linux 用 DataSnap REST アプリケーションを作成するには、DataSnap REST アプリケーション ウィザードで Linux を選択し、次のステップに従います。
目次
[WebBroker プロジェクトの種類]ページ
このページでは、DataSnap REST アプリケーションの種類を選択します。
- DataSnap REST アプリケーションの必要な種類を選択します。
- [Apache ダイナミック リンク モジュール]: 静的または動的な Web サイトをホストし、CGI(共通ゲートウェイ インターフェイス)、SSL(セキュア ソケット レイヤ)、および仮想ドメインとして安全で効率的な Web サーバー機能を提供するサーバー。 Apache では HTTP と HTTPS をサポートしています。
- [スタンドアロン コンソール アプリケーション]: Web サーバー コンソール アプリケーションを開発するための環境を設定します。
- [次へ >]をクリックします。
[ポート番号]ページ
このページでは、DataSnap REST アプリケーションがクライアント要求のリスンに使用するポートを指定します。
- 指定されたポートが利用可能かどうかチェックするには、[ポートのテスト]をクリックします。
- DataSnap REST アプリケーションが自動的に検知するオープン ポートを選択するには、[オープン ポートの検索]をクリックします。
- メモ: HTTPS プロトコルを使用するには、[HTTPS]チェック ボックスを選択します。 HTTPS 通信ポートは、一般に IIS によって使用されているポートである 443 に設定され、ウィザードは、X.509 証明書ファイルに関する情報を示す追加の手順を表示します。
[X.509 証明書]ページ
このステップは、[ポート番号]ページで[HTTPS]通信プロトコルを選択した場合にのみ表示されます。
- X.509 証明書を使用するには、次のデータを入力します:
- 証明書ファイル名: X.509 証明書を保有(*.pem)
- キー ファイル名: キーを保有
- キー ファイル パスワード: キー ファイルのパスワードを保有
- ルート証明書ファイル名: ルート証明書を保有
- 選択した内容を有効にするには、[テスト]をクリックします。
- [次へ]をクリックします。
[Apache モジュール オプション]ページ
このページは、[WebBroker プロジェクトの種類]ページで[Apache ダイナミック リンク]モジュールを選択した場合にのみ開かれます。
このページでは、Apache モジュールの作成に必要なデータを入力します。
- Apache のバージョンを選択します。
- Apache のモジュールを選択します。
- Apache のユニットを入力します。
- [次へ >]をクリックします。
[サーバーの機能]ページ
このページでは、アプリケーションに必要な機能のセットを選択することができます。
- DataSnap REST アプリケーションに追加したい機能を選択します。
- [次へ >]をクリックします。
- ヒント: 各機能の詳細については、それをクリックして情報セクションに表示される説明を参照してください。
認証
[認証]オプションを選択すると、TDSAuthenticationManager コンポーネントがサーバー フォームに配置されます。
TDSHTTPWebDispatcher コンポーネントはこの TDSAuthenticationManager を AuthenticationManager として使用するため、DataSnap サーバー用の HTTP ユーザー認証を実装できるようになります。 実態は、Authenticate プロパティが実装されます。 [認証]がオンの場合、クライアントは SQL 接続プロパティとして DataSnap ユーザー名とパスワードを入力する必要があります。
サーバー メソッド クラス
[サーバー メソッド クラス]オプションを選択して、TDSServerClass コンポーネントをサーバー フォームに追加します。 これにより、サーバー上でのクラスの定義が可能になり、クライアント アプリケーションにサーバー メソッドが公開されます。
[サンプル メソッド]オプションをオンにすると、ServerMethodsUnit には、EchoString と ReverseString という 2 つの単純メソッドが実装され、パラメータとして与えられた Value
を正常なそれぞれの逆の状態で返します。
[サンプル Web ファイル]オプションをオンにすると、一連のサンプル Web ファイルおよび関連ページがこのプロジェクトに追加されます。 [プロジェクト マネージャ]で、これらはすべてこの DataSnap サーバー プロジェクトの配下に表示されます。 templates ディレクトリ内のファイルを調べると、ServerFunctionInvoker メソッドと ReverseString メソッドの実際の Web 実装を参照できます。
簡略化されたディスパッチャ
TDSRESTWebDispatcher を使用します(TDSHTTPWebDispatcher ではなく)。 REST ディスパッチャは、REST のみをサポートします。 HTTP ディスパッチャはまた、DBX/Native HTTP 接続もサポートしています。
モバイル コネクタ
[モバイル コネクタ]を選択すると、モバイル コネクタ開発用のプロキシ ディスパッチ機能がサポートされます。
サーバー モジュール
[サーバー モジュール]オプションを選択すると、DataSnap サーバー コンポーネント用に独立したモジュールが作成されます。 これにより、DataSnap REST アプリケーションで重量コールバックがサポートされます。
[サーバー メソッド クラスの上位クラス]ページ
このページでは、サーバー メソッド クラスの上位タイプを選択します。
- 以下の上位タイプのいずれかを選択します。
- TComponent: シンプルなコードのみの実装を提供。
- TDataModule: サーバー クラスで非ビジュアル コンポーネントを使用する場合
- TDSServerModule: サーバーからデータセットをクライアント アプリケーションに公開するため
- [次へ >]をクリックします。
[プロジェクトの場所]ページ
このステップは、このウィザードの[サーバーの機能]ページで[モバイル コネクタ]を選択した場合にのみ表示されます。
- をクリックして、アプリケーションが格納されるルートの場所を選択します。
- ヒント: 作成しようとしている Web アプリケーションのルート ディレクトリを入力します。 これは、プロジェクトの実行可能ファイルの出力ディレクトリであり、
.js
ファイル、.html
ファイル、.css
ファイルなどの Web アプリケーション ファイルやその他の静的ファイルの格納場所です。
- ヒント: 作成しようとしている Web アプリケーションのルート ディレクトリを入力します。 これは、プロジェクトの実行可能ファイルの出力ディレクトリであり、
- [完了] をクリックします。