exp，expl

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ヘッダーファイル

math.h

カテゴリ

演算ルーチン

プロトタイプ

double exp(double x);

long double expl(long double x);

説明

e（自然対数の底）の x 乗を計算します。

expl は long double バージョンです。long double 引数を受け取り，long double の結果を返します。

戻り値

exp は，e の x 乗を返します。

これらの関数に渡される引数は，オーバーフローまたは計算不能な結果を生成する場合があります。正しい値がオーバーフローになった場合，exp は HUGE_VAL 値を返し，expl は _LHUGE_VAL 値を返します。結果が大きすぎる場合は，グローバル変数 errno が次の値に設定されます。

ERANGE

結果が範囲外です。

アンダーフローの場合，これらの関数は 0.0 を返し，グローバル変数 errno は変更されません。これらの関数のエラー処理は，_matherr および _matherrl 関数を使って変更できます。

例

 #include <stdio.h>
 #include <math.h>
 int main(void)
 {
    double result;
    double x = 4.0;
    result = exp(x);
    printf("'e' raised to the power \
           of %lf (e ^ %lf) = %lf\n",
           x, x, result);
    return 0;
 }

移植性

	POSIX	Win32	ANSI C	ANSI C++
exp	+	+	+	+
expl		+	+	+