#line
プリプロセッサ:インデックス への移動
構文
#line 整数定数 <"ファイル名">
解説
#line 指令を使用して,プログラムにクロスリファレンスとエラーレポート用の行番号を付加することができます。プログラムがいくつかのほかのプログラムファイルから派生された部分から構成される場合,そのような部分は,組み合わされたプログラムにおける通常の連続した行番号を付けるよりも,オリジナルソースの行番号を付けた方が便利なこともあります。
#line 指令は,この次のソース行はもともとファイル名
の行番号が整数定数
の行から来ていることを示しています。一度ファイル名が登録されると,以降そのファイルに関連する #line 指令では,明示的なファイル名
引数を省略することができます。
#line の引数内のマクロは,#include 指令内のマクロと同じように展開されます。
#line 指令は主に,出力として C コードを生成するようなユーティリティによって使用され,人が書いたコードには使われません。